蝋燭は消える前に一段と明るくなるという

てんぷてSP2ネタバレ注意
さて、待望の隊長ステージの始まりです。

冒頭は久々に登場のユリシーヌとリフィルの会話。シャルロットの紹介でミレアと会うためにリフィルは獣人王国に向かいます。まぁ、シャルロット一人では危ないですからね。
ソニックブラストマンもびっくりの威力のぐるぐるパンチでエバーランドが滅びますから(違う)
こういういきさつでユリシーヌは一人で任務をこなすハメになります。


そして滝に一人たたずむ我らが隊長。アルやカルテに逃げられた事が相当こたえた模様。
アーヴァル(あの魔女狩りの件からだ…魔女とかかわってから…おかしくなった)



(回想)
アーヴァル「次鋒アーヴァルいきまーす!!!」
アーヴァル「グオゴゴゴ」
リフィル「バルマフロスト!」
アーヴァル「ギャー!!」


ニーア「フッ…」
アル「隊長どころか グリム王より ずっと つよーい!」
アーヴァル「………」
グリム王「………」


かの人「リフィルや麒麟ともまた会えますよ。カルテともまた会えますよ。
え、隊長? ………。
記憶にございません


ハーミィ「貰っていくわ。ちょうど奴隷が欲しかったところだし。」
リフィル「どうぞ…不用品はリサイクルの時代ですから…」
アーヴァル「ふ、不用品扱いィ!?」


アーヴァル「俺どうするよ!?」


アーヴァルの手札:
「フェードアウト」
グランジス行き」
「目立ちすぎて死亡」
「隊長なんてはじめからいなかった」


アーヴァル「うぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!」


ヤケになって滝に向かって一閃を放っち、去った後に現れたのは、ドラゴン討伐後にちょこっと現れた緑色の影(某たわし氏曰く『派手好き』)。
ギギ…とか言っていますが、
「おどりゃあ!ワシゃあ魔華七将じゃ!エバーランドなんかクソくらえじゃ!」
とか言わないので悪しからず。多分ね。


そして数人の兵士達を引き連れてパトロールから帰還します。最近は魔女たちにおまんま食い上げの様子。しかし、解散しようとしたその時に現れたのは、ダークモンスターと化した黒いスライムであった!


ここでは黒いスライムの群れと戦います。
久々にアーヴァルを操作できる…のですが、それよりも通は兵士を操作できることに喜ぶものです。
しかし、兵士達が青龍昇華やサイドワインダーを使うのは…グラールキングダムの共通規格なんでしょうか。
とりあえず薬草を投げながら一体一体を確実に倒していきます。
ちなみに自分に使うときも薬草を投げてます。豆を飛ばして口キャッチな要領でしょうか。


そして沸いてくる増援。こちらの戦力も回復がある事以外かなり貧弱な戦力ですが、そこを耐えると、これまた久々の助っ人ユリシーヌが現れます。魔法使い系の癖に隊長よりHPが高いとか泣けてきます。

さすが魔女!さすが隊長!

そして打ち止めになるまでブラックスライムを倒したアーヴァル達。
兵士その1「次は…」
兵士その2「魔女…貴様だッ!」
アーヴァル「ここで魔女を倒してヤムチャ人生とはおさらば…」
ユリシーヌ「フレアシュート!」
3人「ぎゃわー!」

アーヴァル「…となることが簡単に予想できるので、お前達は負傷した奴らを運べ」
兵士達「悲しいっすね…」


兵士思いの隊長は兵士達を率先して逃がそうとします。
そしてユリアーネと二人きりになった隊長。
隊長もずいぶんと話の聞ける人になりました。そして知らされる事実。


アーヴァル「任務?」
ユリシーヌ「ええ、あなた達がモンスターに襲われるっていうのでね」
そういえば10話感想の「被害者アーヴァル」ネタで「魔女が隊長を助ける? ねーよww」というありがたいお言葉を頂いたのですが、時代は変わりましたね。
ユリアーネ「予言によるとあんたらはモンスターに襲われて死ぬ予定だったわ。というかあれ以降出番が無い理由をそれで片付けようとしたんだけど…うん、ずいぶん予定が狂っちゃった。」
麒麟「ぷぎゃー」
アーヴァル「俺って…」
隊長、死ぬ予定だったそうです。でも僕らの想いをユリアーネが代表して助けてくれるそうです。
そして隊長達の命を奪う予定だったモンスターが咆哮する…!


アーヴァル「お前達は城へ戻れ!! 俺はコイツと共に残る!!」
兵士その2「隊長!この場合どちらの死亡フラグが立ちますか!?」
アーヴァル「知らねーよ!」


ここで兵士から薬草が手渡され、隊長が薬草投げを使うことができるようになります。
そしてまた二人っきりになります。


ユリアーネ「ちゃんと心開いてよ! なんで、そんなに私達に冷たくするのかな? 会った事のない人なんて、どんな人かわからない。もしかしたら好きになれるかもしれないのに。」
ユリアーネ「恋にだって落ちれるかもしれないのに。でも、嫌いになってたら、それも…」
アーヴァル「魔女に恋をか…」
ユリアーネ「馬鹿だなんて思わないでよ。魔女は人間と結ばれることが多い。人間を好きになることが多いの」
アーヴァルそれなんてエロゲ?」
ユリアーネ「ダメだこいつ…」
一向にツンツンな隊長、一途にアプローチを仕掛けるユリアーネ。
う〜ん、おいしいぞ隊長。


アーヴァル「あの(にっくき)銀髪の魔女はどうしている?」
ユリアーネ「あの子はお友達とにこやかに笑っているはずよ」
アーヴァル「そうか。…あいつでも笑うんだな」
ユリアーネ「あいつって言い方は失礼よ! あの子の笑顔はとってもキュートなんだから」
ぜひ見てみたいぞ、リフィルの笑顔。
おっと、マジになってしまった。


ユリアーネ「来たわよ!」
そうして現れたのはレッサーデーモン2体。魔法に対する耐性が高く、さらにHPが自動回復するため、ユリアーネの魔法だけではダメージが蓄積しづらく、隊長と2人で1体を集中攻撃することになります。もちろん途中で回復させなければなりませんが。
何とか片方を倒すころにはこちらもかなり消耗しています。隊長とか弾数が少ないので。
しかし、ここで隊長とユリアーネの合体技が使えるようになります。
アーヴァル「剣と魔法の融合…最強だなッ!!」
なんだか何ともいえなくなるセリフですが、その威力、なんと2500!
あ、そこ、それなら成長したアルやニーアなら3000オーバーだなと言う突っ込みはナシで。


この彼にはもったいないくらいの合体技で、残りの1匹は楽々と倒すことができます。


こうしてレッサーデーモンを退け、何とか死亡フラグを免れた隊長。
しかし、そこで現れる蛍光色の影。
影「ギギ…これが人間の力…レッサーデーモン程度に…ギギ…追い詰められようとは…期待外れ…人間、弱くて脆くて面白くない」
麒麟「あ、それ、隊長が特別弱いだけっすからwww」
アーヴァル「(´・ω・`)
(´:ω:`)ブワッ」


蛍光色の影はドラゴンに狙いを定めたようです。どうなるんでしょうかね。近いうちにまたゴーレムに萌えれそうです。
そしてアーヴァルは戦うべき敵を知り、井の中の蛙だったことを思い知らされるのでした。
ユリアーネにフラグが立つというスゥイートなオマケつきで。
そして、シルバーファング隊の訓練はよりいっそう厳しくなるのでした。


そういやここで初めて私はユリアーネがメルフィの姉であることを知ったと言う。


アーヴァル「いやーいい話だったな!これはあの魔女と一緒に魔華七将と戦う展開が…」
麒麟「隊長はん、これで本当に出番終わりみたいっすよ? 隊長最後の輝きとか言われちゃってますし。」
アーヴァル「…え?」
「しかし作者も残酷っすね。こう二人をいい感じにして、片方は後々活躍、もう片方はずっと出ないという、普通にフェードアウトされるよりもきついっすよ。」
アーヴァル「…ぉ…ぉ…」
麒麟「あ、あんたに言ってもらいたい言葉があるんすよ」
アーヴァル「それは…」
麒麟グランジスで僕と握手!」
アーヴァル「嫌だぁぁぁ!」



てんぷてぇしょん! スペシャルステージ2
「さらば隊長! アーヴァルよ永遠に!」



麒麟「そういやリフィルはん、ひとつ気になることがあるんすが」
リフィル「?」
麒麟「今まで魔華七将が絡む事って、魔女が助けに来なかったんすよね? どうして今回は魔華七将が絡んでいるのに、助けに来れたんすか?」
リフィル「それは…みんなの隊長に対する想いが予言をレベルアップさせてエターナルフォーチュン予言に…」
麒麟「なんというパワーなんすかwww」



ここからマジな話



私が隊長をネタキャラとして持ち上げたのは、初期の登場キャラがほとんどが女性で「それなんてハーレムゲー?」だった頃(今でもそうか?)に、唯一名前のある男性キャラで、いかにも「すぐに消えます」なキャラなのにやたらユニットアイコンに気合の入っていて無駄にかっこよかった為でした。
しかし、私と某たわし氏を除けば、「魔女=悪というトンデモ理論を振り回すやな人」という印象を持ったでしょう。
正直、SP2話がアーヴァルが主人公に決まった際、「私が余計なことをしたせいでてんぷてが迷走しだしてしまった…!」と思いました。
でもね、いざやってみると、「この話はむしろ必要だった」とさえ思えてくるのですよ。今まで魔女を敵対視していた人が、僅かながらに魔女を理解する。そしていずれは来るべき魔華七将の決戦に人間達の協力を得る為の基盤が僅かながらに形成される。これでてんぷて人間編は本当の解決を迎えたのではないのでしょうか。
「別に和解しなくてもグラールキングダムが攻撃を受けて滅べばそれはそれで盛りあがらね?」とか言っちゃイヤン。


わざわざ隊長の為に話を設けたり表情を追加したりしたぷ〜るさん、お疲れ様でした。
そしてどうでも良かったはずの隊長を、「愛すべき隊長」と呼んでくださった方々、どうもありがとうございました。
某たわしさん、「隊長が出しゃばったせいで俺の嫁のユリ姉が…」とか苦情来ても、おいら知りませんから。



これからも麒麟とアッシュとゴーレムの中身をよろしくお願いします。


アーヴァル「やっぱりそんなオチかよ!」



〜エンディング〜


シルバーファング!(行くぞ!!)シルバーファング!(食らえ!!)
シルバーファング!(甘いな)シルバーファング!(やってくれる!)
シルバーファング!(くそっ)シルバーファング!(なんだと…)
シルバーファング!(連れて行かないでー!)


あっとめいと


とびっきり地味な隊長ね
もう出てくるスキすりゃありゃしない(FEVER★)
ちょっとぐらい消えても
向こうに行ければまだまだ出るんじゃない?(魔導大戦)


魔女王のリフィル出会った時に
ふぃぎゅぎゅぎゅぎゅっと急接近
ヴァストヴェイパー プリズムバインド(ふぃぎゅぎゅ〜)
君の熱い魔法をかけて〜


いいからはやくか・け・て♪ (Pom!)


ガチャガチャきゅ〜っとシルバーファング★
この国に降りたヤムチャ
おでまし哀のかませ犬
鳳凰 天舞 命がけ!(Pom!)


ガチャガチャきゅ〜っとシルバーファング★
怒涛のトラブル隊長
見とれるようなアイコン美
もっと ちゃんと 出しなさい!
使いなさい!拝めなさい!


ガチャガチャきゅ〜っとシルバーファング★
あの魔女は萌えるメガネ
やさしくされたら (パラディン)ソードも 
あと 一個 あふれ出ちゃう
そんな気持ち とめらんない!
もう一回! まだまだぁ〜! 
出してくれないと 討伐しちゃうぞー!


Please 出番 me!


お疲れ様でした。
しょーもない長文を最後まで読んでくださり、まことにありがとうございました。