昔話

それはまだ私がメモリが8メガのパソコンを触っていた頃。
私は雑誌についていたCDからフリーソフトをインストールして遊んでいました。
ゲームを作るために使われたツールの大半がC&CだったりVBでした。
現在はRPGツクールのお陰でRPGが溢れていますが、
昔はそうではありませんでした。
ポケットキャラクターのキャラの成長しなさっぷりに挫折したり、
職人物語(戦闘がピコハンじゃんけん)シリーズを全部クリアしたりしたのは記憶に残っています。
そんな中で、「ブルー・ブレイド」というRPGがありました。
これは、一人PTで特に仕掛けの無いダンジョンを攻略するだけという単純な内容でした。
今はどんな感じの戦闘だったかは覚えていません。
しかし、一つ、異様に面白い要素がありました。
このゲーム、戦闘に勝利すると必ずと言っていいほどアイテムを落とします。
その中身は、まぁ回復アイテムと装備で分別できるのですけど。
問題は、一度に落とすアイテムの量が半端じゃないということです。
ウィザードリィの比ではありません。
一回の戦闘で数十個のアイテムが手に入るなんてざらにあります。
一瞬で所持の限界を超え、毎度毎度アイテムの取捨選択を迫られる素敵仕様。
+補正の高い装備が混じっていたときのささやかな喜び。
なかなかたまらないものでした。
…この楽しみを再現したものでも作ってみたいですね。